俳優小泉孝太郎(44)が、10日夜放送された日本テレビ系「1周回って知らない話」にスタジオゲスト出演した。弟の小泉進次郎・自民党国対副委員長(42)もVTRで出演。小泉兄弟がテレビの画面で一堂に会したのは今回が初めて。
孝太郎は、首相時代は「非情」ともいわれた父小泉純一郎元首相(81)の知られざる、子煩悩な父親像を明かした。
小泉家には独特の「ルール」があったという。「小泉家の名前に甘んじるな」の方針のもと、親族以外から小遣いやお年玉をもらうことは「一切禁止」。すし店では、かんぴょう巻きやかっぱ巻きしか食べさせてもらえなかったという。金銭感覚が狂わないようにするためで「大人が食べるものと子供が食べるものは違うからな」と言われ、間食もNGだった。仕事を始めて、さまざまな種類のすしを食べるようになった感想を、司会の東野幸治に問われると、孝太郎は「芸能界に入って良かったと思いました」と笑わせた。
正月は家族でスキーに行きホテルで過ごし「家でおせち料理は食べたことがない」と告白。これは、正月からあいさつ回りを受けるのが通例の政治家の立場ながら「父の代でやめた」ため、自宅にいられなかったためだといい、「2泊以上父といるのが正月だった」と、多忙だった純一郎氏との日々を振り返った。
純一郎氏について「父がだらしない姿や疲れた姿を見たことがない」と話し、「いちばん感謝しているのは、毎日平日の朝、会っていない時、8時45分に電話をくれた。1人5分くらいだけど、会っていない時も父の存在を感じる。それをされると、反抗期もなかった」と話した。一方で「弟(進次郎氏)は若干反抗的なところはあった。弟の方が気が強いので」と笑わせた。
また「人の上に立つな」という教えがあったといい「リーダーをやりたい友達は必ずいる。そういう友達をどうやったら支えられるかを考えなさい、と。周りは小泉純一郎という政治家の息子という先入観で見る。人を支えなければ、友人としても1人の男としても認められない」と、純一郎氏に小学校低学年の時に言われたことも明かした。「父は本来、リーダータイプではないと思う」とも話した。
純一郎氏は、授業参観や運動会にも積極的に参加したという。また「勝負事は手を抜くな」と言われ、トランプのポーカーやブラックジャックでは、子ども相手でも「真剣勝負だった」。東野に「(純一郎氏は)勝つまで終わらないタイプ?」と問われた孝太郎は「父はいつもニュースのタイミングです。『はい、遊びの時間は終わり』と」と答え、東野は「勝手やなあ」と苦笑いしていた。

