将棋の最年少7冠、藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける、「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第1局」が7日、愛知県の豊田市能楽堂で始まった。藤井は王位4連覇、佐々木は初タイトル獲得を目指す。

午前8時42分、佐々木が入室。その後、藤井が対局場に登場した。振り駒の結果、歩が4枚出て、藤井の先手に決まった。

午前9時、立会人の石田和雄九段(76)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、心を整えてから飛車先の歩を突いた。佐々木は和服を整え、角道を開けた。佐々木が序盤に新趣向を見せた。

両者の対戦成績は藤井の4勝3敗。両者は並行して行われている棋聖戦5番勝負でも熱戦を繰り広げており、藤井が2勝1敗と棋聖4連覇に王手をかけている。王位戦、棋聖戦で最大で「12番勝負」を戦うことになる。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は8日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。