大阪府の吉村洋文知事(48)が15日、大阪府庁で報道陣の取材に応じ、18年ぶり優勝を飾った阪神タイガースについて言及した。
優勝から一夜明け、吉村氏は「18年ぶりの優勝おめでたい。ファンの皆さんと大阪の皆さんとお祝いしたい。兵庫県の斎藤(元彦)知事などと協議もしているし、準備にかかっている」と改めて兵庫県と協力しながら、大阪市内でパレードを実施する方針を示した。
その上で、「オリックスがまだ優勝していない。両チームのパレードをしたい」とパ・リーグのオリックスの優勝パレードも期待した。
6月の甲子園での阪神-オリックス戦でファーストピッチを務めた際、両チームがリーグ優勝すれば、ダブルパレード案も披露していたが、「エールの意味で話したが、完全に同時はできない。警備の問題もあるし、現実問題として難しい。ファン層も違う。やるつもりはない」と否定。オリックスが優勝した場合、阪神とオリックス別々でのパレードを明言した。
さらに、「関西シリーズが見たい」と両チームがクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズで対戦することを熱望。どちらを応援するのか聞かれると「両方応援します。政治家というのははっきり言わないものなんですよ」とけむに巻いた。
阪神の優勝で道頓堀には優勝を喜ぶファンが多数集結した。道頓堀川にかかる戎橋から飛び込むファンはいなかったが、堀沿いの遊歩道から飛び込むファンはいた。かねて、飛び込みに注意を促していた吉村氏は「飛び込みはやめてほしい。何の意味もないし、水質が改善されたといっても、飛び込むようにできていない。阪神も喜ばない。周りにも迷惑がかかるし、何より危ない。自重をお願いしたい」と苦言。一方で、「橋から(の飛び込み)はなかった。府警の力はすごいと感じた」。1300人体制で警戒に当たった大阪府警をたたえた。

