「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」など、数多くの人気作品で知られる漫画家の永井豪氏(78)は10日、所属するダイナミックプロダクションの公式X(旧ツイッター)を通じ、能登半島地震で甚大な被害が起きた石川県輪島市の「永井豪記念館」についてコメントを発表した。「永井豪」はインターネット上のトレンドワードになり、永井氏への激励のコメントも相次いだ。

永井氏は輪島市出身。「毎日報道される故郷・輪島の映像と、私の頭の中に記憶している故郷の景色とのギャップに愕然とし、心を痛めています」と書き出されたコメントで、永井氏は「このたびの地震で輪島市および輪島市立永井豪記念館も被災したことを知り、私のことを心配した方から温かいお言葉を毎日いただおいております。この場を借りてお礼を言わせてください。本当にありがとうございます」とつづった。

「記念館については、おそらく多くの展示物が被害を受けたのではと思いますが、私は現役のマンガ家ですので、もし失われていたとしても、いくらでもまた描いたり作ったりすることが出来ると思っています。そのこと自体は大したことではありません」と、被災状況に触れた上で「それよりも今は、輪島をはじめとする各地で被災されたみなさんが一日でも早く元の生活を取り戻せるよう、少しでもお手伝いができればと思っております」と記した。

今も余震が続く被災地にも思いをはせ「今はまだ先のことを考えられる状況ではないかもしれませんが、頑張って乗り越えていきましょう!」と激励のメッセージで締めくくり、「永井豪」と直筆で記されている。

SNSには「永井豪先生、かっこいいな。本物のプロフェッショナル」「永井豪先生、あたたかい言葉だな」「先生のコメント涙出るわ」などのコメントが寄せられている。

ダイナミックプロもXにコメントを発表。見舞いの言葉への感謝の言葉を記した上で「先だってお知らせしました通り、今も状況は変わらず、記念館の被災状況につきまして弊社といたしましては確定的な情報は得られておりません」「ただし、記念館焼失の事実につきましては、報道によって弊社でも把握、確認しております。永井豪記念館を所有・運営されております輪島市にも、心よりお見舞い申し上げます」と記載。

「弊社といたしましては、前回のお知らせ時と変わらず、被災地のみなさまの生活と安全が第一優先事項と考えております。記念館の被災状況につきましては、いずれわれわれにも状況が伝わりましたらみなさまにもお知らせさせていただきますので、その時をお待ちいただければと思います」としている。