「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏が4日までに、ブログを更新。2日に突如辞意を表明した静岡県の川勝平太知事(75)について怒りをあらわにした。

尾木氏は「こりゃ~即首ですよ!6月まで待てません!」と題してブログを更新。「静岡県知事さんの『暴言』 桁はずれに酷すぎます 農業や畜産、ものづくりの職業を侮辱するとはーー」と書き出し「更に公務員をシンクタンクで持ち上げるとはーー国家公務員、地方公務員問わず国民・県民の為に働く『公僕』たれと訓示、期待を表明すべきところをどうかしていますねーー」とあきれた様子。「今すぐの辞職と詫びを期待したいです 尾木ママ 久しぶりに怒りでいっぱいです みなさんはどうですか?」とブログを締めくくった。

川勝氏は静岡県庁で1日に行われた入庁式で新入職員に対し「情理を尽くして、自分の正しいと思う信念を貫くことが大切」とした上で「県庁は別の言葉で言うとシンクタンク。毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったりとかいうことと違って、基本的にみなさま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと発言した。批判の声が相次ぎ謝罪の言葉を述べたが、「言葉が不足していた」などと撤回はしないとの意志を示した。また辞任の理由を「不適切発言」と「リニア中央新幹線開業の延期で区切りがついたこと」などと説明した。