第173回(2025年上半期)芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京都内で行われ、いずれも「該当作なし」となった。両賞とも受賞作がないのは、第118回(1997年下半期)以来、約27年ぶりで、6回目。
芥川賞には、グレゴリー・ケズナジャットさんの「トラジェクトリー」、駒田隼也さんの「鳥の夢の場合」、向坂くじらさんの「踊れ、愛より痛いほうへ」、日比野コレコさん「たえまない光の足し算」の4作がノミネートされていた。
直木賞には、逢坂冬馬さんの「ブレイクショットの軌跡」、青柳碧人さんの「乱歩(らんぽ)と千畝(ちうね) RAMPOとSEMPO」、芦沢央さんの「嘘と隣人」、塩田武士さんの「踊りつかれて」、夏木志朋さんの「Nの逸脱」、柚月裕子さんの「逃亡者は北へ向かう」の6作がノミネートされていた。
両賞とも該当作がなかったことが発表されると、インターネット上では「該当作なし」がトレンドワードになり、驚きのコメントが多く寄せられた。「どういうことよ」「どっちも?マジか」「びっくりした」「これは意外」「珍しいな」「芥川賞と直木賞Wで該当作なしなんてことあるんだ……と思ったら過去あったんだ……」「そんなことあるの。でも過去5回もあるのか」「『該当作なし』ってタイトルの小説で誰か芥川賞取って欲しい」「芥川賞、直木賞は該当作なしかぁ。書店員悲しみ」「書店の売上にダメージがありそうですね」「芥川賞直木賞該当作なしってのも賞の威厳を保つためには必要だと思う」など、さまざまな声が寄せられた。

