経済同友会の新浪剛史代表幹事は30日、東京都内で会見し、代表幹事を辞任すると明らかにした。
新浪氏をめぐっては、購入した大麻草由来の成分を含むサプリメントが違法の疑いがあるとして警察の捜査を受け、9月1日付でサントリーホールディングス(HD)の会長を辞任したことを、3日の会見で明かしていた。
新浪氏は「自ら辞任することを決め、臨時理事会で報告をさせていただいた」と述べた。自身の進退をめぐり協議が行われた臨時理事会では、意見が二分されたとし「大変悩ましいなと思ったが、このままいくと、理事会をマネージしていくことも難しく、大きな分裂が起きてしまう。同友会にとっても大変まずいことと考えた」と述べた。
その上で「正直、いろいろやりたい思いもあったが、ここは(経済同友会に)ワンチーム、一枚岩になってもらわないといけないので、私自身が辞任すべきという判断に至った」と明かした。
経済同友会はこれに先立ち、公式サイトで「新浪剛史氏より代表幹事を辞任するとの申し出があり、これを本日開催の理事会にて受理しました。今後、新代表幹事が選任するまでの間、岩井睦雄筆頭副代表幹事が代表幹事の職を代行します」と発表していた。
岩井筆頭副代表幹事とともに会見に臨んだ新浪氏は「やりたいこともあるし、悔しい気持ちもあるが、岩井さんを中心に一枚岩でやっていけば、私のやりたいこともやり遂げてくれると確信している」とも語り、今後への期待を示した。

