自民党総裁選(4日投開票)に立候補している高市早苗・前経済安保担当相(64)が、2日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に生出演。参院選で議席を伸ばした党を示唆しながら、SNSの使い方で「最悪」なケースについて、持論を展開した。

番組では、自民党がデジタル発信力に遅れを取っているのではないか、との指摘を例示しながら、党のSNSの使い方について議題に。議員の炎上案件があることも触れられた。

その話題を振られた高市氏はまず「私はあまり選挙を意識してSNSをやっているわけじゃないんですが」と前置きすると、満面の笑みを浮かべ「ただ、Xのフォロワー、この間、90万人突破、ありがとうございます」とカメラ目線で感謝し頭を下げ、スタジオには拍手も起きた。

高市氏はその上で、自身のSNS用途について「私はわりと、政策とかで書きたいことを書く」と説明。「そうすると、かなりの反発とかご批判もいただく。でもそれはそれで結構参考になるので、やってます」と語った。

一方、「ただ、今ショート動画とか、そっちの方が見やすいと言われるでしょ? 自民党の総裁なんかでも、ショート動画をもっとやればいいのかな、とは思うんですが」と言及した上で「やっぱりワンフレーズで発信して、政策の裏付けがないというのは一番最悪だと思うので、ここはよくよく考えなきゃ」と私見を語った。

高市氏は「今回の選挙で相当伸びたところ、ワンフレーズでバッと来ていたけど、じゃあ政策の裏付けはどうなんだ、と言ったら…その積み上げだけは自民党はすごいな、と。ひとつひとつの政策はね」と、党名こそ出さなかったものの「日本人ファースト」を標榜した参政党を示唆するように言及。平石直之アナウンサーから「小さな政党だからガチッとまとまって一体感を出せたけど、自民党は大所帯。そんな統一感を取れるんですか? 個々にアカウント開設して自由に発信したら、どう管理しますか?結構大変な問題ですよ」と聞かれると、高市氏は「私みたいな者でも、ちゃんと自民党の公約とか読んで、そこからはみ出ないように、その辺は注意してますから。一応、自民党の一員として」と説明した。

番組は、高市氏、小泉氏の他、小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、小泉進次郎農相(44)の立候補者が出演し、期間中最後となる5人での討論会と紹介された。