政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が6日、テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。高市早苗氏が自民党新総裁に選出されたことを受け、公明党が連立政権を離脱する可能性を指摘した。

高市氏は新総裁選出後、公明党本部を訪れ斉藤代表と会談。その際斉藤代表は「政治とカネ」「歴史認識と靖国」「外国人共生問題」の3点を懸念事項として示し、「懸念解消なくして連立はない」と伝えたという。

田﨑氏によると、通常新総裁選出後は自民公明両党の事務レベルで政策合意文書のすり合わせが始まるという。小泉進次郎氏の選出を前提とした下準備はできていたものの、保守色の強い高市氏が新総裁に選ばれ「これではとても公明党としては困るということで、非常に厳しい態度になってきています。新総裁に対してこんなに注文をつけたのは、僕は見る限り初めてですね」と驚いた。

自身が、ある公明党幹部を電話取材したところ「連立を一休みするかも」と連立離脱をうかがわせる言葉もあったという。「連立政権は1999年10月以来26年間続いてきた。その間安全保障法制や消費税の問題いろいろあったけど、選挙で深く結びついているからどこかで妥協するだろうなと。公明党も権力の中にいて、具体的には国土交通大臣のポストをもらっているから。それによって選挙がやりやすくなっている面もある」とこれまでの公明党の立場を説明。「(連立)離脱することはないだろうという目で見てきたんですけど、今回いろいろ取材をすると、連立離脱があるかもしれない」と自民党の単独政権となる可能性を語った。

田﨑氏は「連立離脱すると断言する材料はまだないです」としつつ、「でも『かもしれない』という目で取材しなければいけないなと、今思ってます」と明かした。