26日にNHK-Eテレで放送された「第75回NHK杯将棋トーナメント」(日曜午前10時30分)の2回戦で、藤井聡太竜王(名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将=23)が羽生善治九段(55)を108手で下し、3回戦に進出した。

敗れた先手の羽生は終局後、厳しい表情を見せた。昨年3月2日放送のNHK杯準決勝以来の公式戦。相掛かりから、難解な中盤で攻め合いとなった。先に踏み込まれた形になり、押し切られた。

「ずっと難しいような気はした」としぼり出した後、9筋の歩を突いた手を問題視した。「1手パスみたいな感じで、あのへんが問題だったかもしれないですね。ちょっと代わりに何か考えないといけなかったような気がします」と残念そうだった。

1回戦で宮本広志六段を下して若き7冠とのレジェンド対決に挑んだが、ここで姿を消した。