元テレビ朝日社員の玉川徹氏が29日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。22年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告の初公判についてコメントした。

28日に山上被告の裁判員裁判初公判が奈良地裁で開かれ、同被告は殺人罪の起訴内容を認めた。玉川氏は「事実関係はほぼ争わないということなので、量刑ですよね。そうなると」と今後のポイントを指摘。「新聞報道等見ると、検察側は死刑を求刑する可能性が高いんじゃないかという話」とし、死刑判決の判断基準となる「永山基準」について「基本的に殺された人が何人かというのが、一番大きく量刑に影響を与えるんですね」と話した。

今回の事件で被害者は安倍元首相1人だが「だけど1人でも、長崎市長の射殺事件があって。これは1審で死刑判決が出てるんです。裁判員裁判で。ただ2審で無期懲役で確定している」と説明。今回の裁判について「量刑がどうなるかは後々に与える影響が大きいんじゃないかと思うので、裁判員の方は非常に難しいんじゃないかと思います」とし、被告の宗教2世としての背景など「情状の問題も出てきますから。で、政治性はないんですよね。すごく難しい。前例がない裁判」と話していた。