自民党の松島みどり首相補佐官(69)が9日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相が秘書官らを伴って午前3時から始動した行動を問題視されたことについて、長文で私見を示した。
高市氏に近いことで知られる松島氏は「7日から、衆議院予算委員会が始まり、高市総理が午前3時に総理公邸に出かけ、準備をしたことが話題になりました」と切り出すと、「仕事大好き人間の高市総理だって午前3時に出勤なんてしたいわけありません。衆議院ではどの委員会でも質問通告は2日前までに出すルールがあるにもかかわらず、野党(この日は立憲民主党のみ6人が質問)の通告が、前日の午後6時以降になる議員がいるなど遅かったり、何より、すべての質問を『総理大臣に』と答弁者を指定し、予算委員長もそれに従って当てていることが主な原因と考えます」と指摘した。
続けて「また、私の経験からの一般論ですが、通告がたとえば『総理の外交姿勢を問う』とか『外国人政策について』、『クマ対策について』といった漠然とした内容の場合、どの官庁のどの局が答弁を書くか、その割り振りをしたあと、実際の質問が何になるかわからないので、あらゆる質問に備えて数多くの項目について答弁を書く。若手が書いて、順次決済し、最後に局長や長官の決済に行き着きます。そこで答弁書が完成するのが、午前3時になってしまうのです」と説明した。
松島氏は「高市総理の都合で午前3時になっているわけでも、総理のせいで多くの官僚を睡眠不足にさせているわけでもありません」と強調。「黒岩宇洋議員(立憲)が『午前3時にレクを受けたので、霞が関の百人単位の人が午前2時か2時半に出勤させられたと記者から聞いた』『省庁の職員の中には答弁を作成してそのまま徹夜の方もいらっしゃると思う。総理のレクという行動で大変多くの方に大きな影響を与えたのは事実だと思う』という趣旨の質問で、攻撃したのに対し、高市総理は、『私はレクチャーは受けていません。答弁書を自分で読んで、ペンで書き加えたりしています』と答弁しました。過去に、総務大臣などを務めた時から、官僚が作成した答弁書を棒読みするのではないスタイルで、それだからこそ高市総理らしい表現が加わり、また当意即妙なやり取りもあって、魅力的な国会論争になるのです」とつづった。
その上で高市首相のスケジュールについて「この日は9時からの予算委員会の前に、定例の閣議(週2回火曜と金曜)のほか、経済安全保障推進会議に出席し、同法改正の指示を出しました。午前3時から答弁書を読み込み、ペンを入れ、2つの会議に出てから9時の委員会スタートなのです。(夕方5時まで)おまけにその途中、北朝鮮がミサイルを発射し、本来なら昼休憩となる時間に、官邸に戻り、記者のインタビューにも答えています。答弁が総理に集中したら、立ち上がってトイレに行くわけにもいきません。だから、水分も摂りづらく、身体が心配になります」と気遣った。
松島氏は「私は同日夜、総理の日程管理に深くかかわる人物に電話をかけました。『7時間に及ぶ、テレビ入り、初めての予算委員会の朝に、新たな会議まで入れなくても。朝3時出勤といっても、女性は起きてから家を出るまでに時間がかかるものなのよ』と、苦情を言い、さらに『この前も、衆参両方の代表質問に答えたあとの夜、ゼレンスキー・ウクライナ大統領、そしてイタリアのメローニ首相と電話会談したけれど、外務省が要望しても、この日にやる必要はないでしょ』と話しました。『いつもこんな電話で申し訳ないけど、あなたが守ってあげなければ。総理が倒れたらどうするの』と付け加えたのです」と抗議したことも告白。「私が総理ご本人に会った時、及び電話で話すのは『ちゃんと食べてますか?少しは寝てくださいね』。多くの国民の皆さんと同じ言葉です」と結んだ。

