日本共産党議長の志位和夫衆院議員15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。

高市早苗首相の台湾有事を巡る7日の国会答弁をめぐり、「外交的失態」と強く批判し、撤回や是正を求めた。

高市氏は7日、「台湾有事」について、安全保障関連法の規定において集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」に該当するかを聞かれ、「武力の行使も伴うものであれば『存立危機事態』になり得るケースだと考える」などと答弁した。これをうけ、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」とSNSに投稿したことが問題になるなど、波紋を広げている。

志位氏は14日午前の更新で「首相の『台湾発言』は、深刻な国際問題に発展している。日中関係を前向きに打開するために必要なのは、『互いに脅威とならない』(08年日中首脳合意)など、両国で確認された合意にもとづいて、冷静な対話に知恵を絞ることであり、緊張を激化させる挑発的言辞ではない。発言の撤回を重ねて求める」と要請した。

さらに、続くポストで志位氏は「安倍元首相でさえ、『台湾有事は日本有事』などと言ったのは首相を辞めた後で、首相在任中はそうした発言を控えていた。それがどれだけ深刻な事態を招くかを理解していたからだ。高市首相にはそうした初歩的な外交的常識が欠如している。いまからでもこの外交的失態は是正されるべきだ」と強く指摘した。