元テレビ朝日アナウンサーで、昨夏まで東京都議だった川松真一朗氏(45)が19日、都内で会見を行い、来月に実施される可能性の高くなった衆議院議員選挙に自民党公認候補として東京23区(町田市)で出馬する意向を表明した。これまでの生まれ育った地元墨田区から国替えし、町田市から再スタートを切る決断をした。
川松氏は冒頭で「東京23区選挙区町田市で挑戦する決意を固めました」と思いを明かした。昨年7月に都議を卒業以来、次の国政選挙へ向けて準備は進めており「地元で目指すのが筋ということで、後援会にもその話をしながら行っていました。しかし、同選挙区には松島みどり氏がおり、どこかの段階で結論を出さないといけなかった」として熟考。そんな最中に都議の先輩で、町田市を地場とする吉原修氏(70)に面会した際に「自分の後援会も戦うつもりでいるけれども、町田のことを考えた時に継続的に道をつないでくれる存在が出たのかもしれない」と後継者としての立候補を勧められたと明かした。
川松氏は「少し時間をください」と返答し「ずっと悩みました。右手には地元で自民党を除名されても戦うかどうか、左手には公認としてで町田で戦うか。苦渋の決断でした」。最終的には自問自答を繰り返し、自身で決心した。「政治に風を吹かせなければ失った30年は取り戻せない」。町田市から再出発の道を選んだ。
町田市は自民党と立憲民主党が直接対決でやってきた区域であり、厳しい選挙戦も予想される。しかし、都議としては3期12年「やれることはめいいっぱいやった」として目指す国政選挙。「相手がどうこうよりも日本の政治をかえる大きなチャンスなんです」と訴え「新しい風を吹かすチャンスなので、私の思いと共に新しい風を吹かすどうか。出馬していることを知っていただければ風を吹かせることはできると思っているので、1人でも多くの人に会うことが私の選挙戦術かなと思っています」。昨日、町田市内に部屋も借りたといい「これまでは世界で一番の都市、東京を作ろうと努力してきました。その中で、町田が盛り上がれば東京は世界で一番の都市になれると思っています。世界一の都市、東京を町田のみなさんとつくりたいと思っています」と力を込めた。
墨田区の後援者らについては「この数日間で話が動いたのでまだあまり隅々まで回ることができていません。苦しい状況ではありますけど、選挙が終わったあとにみなさんのもとを訪ねて思いを伝えていきたいと思っています」と話した。
今後については「誇れる日本を取り戻したい」と意気込む。「高市早苗政権ができて、日本は大きく変わろうとしています。世界からも日本の見る目は変わりました」とし「令和の夜明けは目の前にやってきています。もう少しで太陽が出るというところ、みなさんで一緒になって太陽を引っ張り出しましょう。僕が先頭に立つ決意をしました、みなさんと一緒に選挙戦、新しい風を吹かせて参りたいと思います」と掲げた。
川松氏はアナウンサーとしての顔のほか、プロレスラーやイベントプロモーターとしての顔も持つなど多様な活動を積極的に行ってきたことでも知られる。会見でも昨年7月に亡くなった米国のプロレスラー、ハルク・ホーガンさんとの交流についても明かした。リングでは使用許可を受けた得意技、アックスボンバーを披露するなど活躍しており、現地で多くの人に囲まれるホーガンさんのスターぶりにも感銘を受けたという。「日本から世界へ飛び出す人をどんどん出していったら必ず日本は世界の中心になれるなと思いました。プロレスラーは入場からみんなをワクワクドキドキさせるんですよ。出てきた時から空気を変えるので。政治でもそうした雰囲気で入場してくるイメージで選挙をやりたいなと思います。強いニッポン誇れるニッポンを取り戻すために衆議院選挙戦っていきたい」と拳を握った。

