立憲民主党と公明党が結成する新党「中道改革連合」は20日、国会内で会見を開き、衆院選(23日公示、2月8日投開票)に向けた初めてのポスターを発表した。

ポスターは2種類。1つには、立民の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表が笑顔で斜め上を向いた写真があしらわれた。両党、新党のイメージカラーである青を基調に、党が重視する「生活者ファースト」のキャッチコピーが入れ込まれた。

会見に出席した公明党の大森江里子広報委員は、「国民のみなさまが最大限に幸福を実感していける政治をしていきたいという思いを込めて、『生活者ファースト』という言葉を入れた」と述べ、立民の渡辺創・広報委員長は「暮らしを政治の真ん中に持ってくることを意識した、コピーを配置した。大きな空で、中道という旗のもとにたくさんの人が集まり、大きな事を成し遂げていこうという思いも込めた」と説明した。

写真は、立民の党本部が入っている国会近くのビルの屋上で撮影された。斜めを向いている姿には、「視界の先には未来や将来がある」という思いも託されたという。

「〇〇ファースト」の文言をめぐっては、昨年の参院選で参政党がオレンジのカラーに「日本人ファースト」を掲げて戦い、大きな支持を得た経緯がある。渡辺氏は「私たちは、共生や包摂を大事にしたいという政党。中道という言葉には、みなさんの合意形成を大切にしようという狙いが込められており、多くのみなさんを包み込めるような色合い、温度感は必要と思っている」と説明し、「(イメージした)幅広い青空には、幅広いものを許容する思いも込めている。意識的に、そういうトーンの構図をつくりたいと、我々のレベルでは考えている」と述べ、参政党の文言とは一線を画した。

「両代表にも(ポスターのねらいについて)ポイント、ポイントで確認している。両代表には大変、満足いただきながら、ご納得をいただいていると思います」とも語った。