多発性骨髄腫と闘う元経産省官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(63)が21日、X(旧ツイッター)を更新。

健康上の理由で参院議員を辞職する考えを表明した、れいわ新選組の山本太郎代表にエールを送った。

山本氏はこの日、党の公式YouTubeチャンネルで「多発性骨髄腫の一歩手前」と判明したとして、治療に専念するため参院議員を辞職し、政治活動を無期限で休止する考えを明かした。

岸氏は「山本太郎氏も多発性骨髄腫。。。」と言及し、「山本氏の主張には賛同しないけど政治手法は評価していただけに、僕と同じ病気で議員辞職というのはショック」と吐露。「完治が難しい病気だけど、血液内科の医療技術は凄く進歩しているので、自分の経験から半年くらい治療に専念すれば必ず社会復帰できるはず。頑張って早く復活してくれ!」と思いをつづった。

岸氏は23年7月、多発性骨髄腫を公表。入院し、抗がん剤治療を受けた。

◆多発性骨髄腫 血液細胞の1つである形質細胞ががん化して異常に増え、役に立たないタンパク質を大量に作るなどして発症するがんの一種。正常な血液細胞が減少するため、貧血によるだるさや息切れのほか、頭痛や肺炎、骨がもろくなるなどの症状が出る。白血球が減少して免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、血小板が減って、出血の際、血が止まりにくくなったりする。中高年で発症し、男性にやや多い。治療は薬物療法を中心に放射線療法、血液細胞を作り出す造血幹細胞の移植などがある。俳優の佐野史郎、夫婦漫才の宮川花子は多発性骨髄腫と診断され、治療の末に現場復帰している。