藤井聡太棋王(竜王・名人・王位・棋聖・王将=23)が2期連続で増田康宏八段(28)の挑戦を受ける、将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第2局が21日、金沢市「北國新聞会館」で始まった。第1局は増田が勝利した。4連覇を目指す藤井がシリーズ対戦成績をタイに戻すか、タイトル初奪取を狙う増田が連勝で王手をかけるか。注目の一戦だ。
午前9時、立会人の佐藤康光九段(56)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の増田は角道を開けた。藤井はいつものようにお茶を一口飲み、飛車先の歩を突いた。戦型は矢倉となった。
両者の過去の対戦成績は藤井の10勝2敗。第1局では増田がタイトル戦初勝利を挙げ、対藤井戦の連敗を9で止めた。
藤井は17、18日に行われた王将戦7番勝負第4局で挑戦者の永瀬拓矢九段に敗れ、タイトル戦の7番勝負では初めてかど番に追い込まれた。中2日で臨む棋王戦第2局に敗れると、ダブル失冠のピンチとなる。
棋王戦は1日制で持ち時間各4時間。夜までには決着する見込み。

