日本維新の会は20日、世界中が注目したトランプ米大統領の日米首脳会談を終えた高市早苗首相に対し、「深い敬意と感謝を表します」などと評した吉村洋文代表の談話を、報道各社に公表した。

吉村氏は「大変忙しい国会日程に対応しつつ、また昨今の緊迫する中東情勢の中で、日本の国益を守り育てるという課題をもって今回の訪米及びトランプ大統領との首脳会談に臨まれた高市総理に対して、深い敬意と感謝の意を表します」とした上で、ともに訪米し高市首相をサポートした茂木敏充外相や赤沢亮正経産相の名を記し「『チームジャパン』として高市総理を支え、充実した成果を挙げることが出来た」とつづった。

この日の会談では、時に相手国首脳と言い合いになることもあるトランプ氏は、イラン攻撃をめぐり国際的に孤立を深めていることもあってか、激高することはなかった。高市首相はトランプ氏を「ドナルド」とファーストネームで呼び、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と持ち上げた。日本政府が恐れたトランプ氏の「想定外のむちゃぶり」もなく、公開された約30分間の会談冒頭は、トータル的に和やかな雰囲気だった。

そんな状況を受け、吉村氏は、「首脳会談の冒頭発言からも、両首脳の信頼関係が非常に堅固であるとの印象を受けました。トランプ大統領からは高市総理は素晴らしい仕事をしている旨言及、高市総理も『世界中に平和と繁栄をもたらすことができるのはドナルドだけであり、そのために、諸外国に働きかけてしっかりと応援したいと伝えに来た』と応答されました」とし、「非常に難しい国際情勢の中にあって、日米両首脳間に構築された個人的信頼関係が、日米関係にとどまらず東アジアや国際関係の安定化に寄与するものとなることを期待します」と訴えた。

一方、先行きが見えないイラン情勢にも言及。「中東情勢に関しては、事態の早期沈静化の必要性をはじめとする日本の立場が伝えられ、またホルムズ海峡における航行の安全、エネルギーの安定供給を含む、中東地域の平和と安定の実現に向けて、日米間で緊密に意思疎通を続けていくということが確認されました。また経済、経済安全保障、安全保障など、幅広い分野におきまして、多くの具体的協力が確認されたことを高く評価します」とし、「今後も日米両首脳の信頼関係を生かしつつ、日米同盟の質がさらに高められていくことを期待し、日本維新の会も積極的かつ主体的な日本外交の展開に向けて一致協力、邁進して参ります」と、主張した。