常に多くのオープン馬が在籍する斉藤崇厩舎。まず注目はジェンティルドンナの21(牝、父モーリス、馬名予定エヴァンジェリーナ)だ。母はG1・7勝。全姉ジェラルディーナは昨年のエリザベス女王杯でG1初制覇を果たした。「いい馬。お姉さんとは体つきや顔つき、脚の感じも全然違うけど、すごくバランスの取れた馬」と斉藤崇師。デビューは遅めの見込みで「夏、秋入厩あたりを目標に進められれば」と話す。

レッドラフィーネの21(牡、父ドゥラメンテ。馬名シュヴァイゲン)はおばがG1・4勝のクロノジェネシス。その偉大なおばと同じ芦毛だ。すでにゲート試験に合格。「いい馬」と師の評価は高い。プリンセスロックの21(牡、父モーリス、馬名フェンダー)もゲート試験に合格。「ゲートができているのはアドバンテージになる」と師。半姉ブトンドールは昨年の函館2歳Sの覇者で仕上がりの早い血統だ。【岡本光男】

斉藤崇厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬
斉藤崇厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬