斎藤誠厩舎は昨年の関東リーディングを獲得した。厩舎ゆかりの血統馬や種牡馬もバラエティーに富み、条件を問わず活躍が見込める多彩なラインアップだ。

クォーツァイト(牝、父ダイワメジャー、母ハニージェイド)はトレセンに入厩済みで、現在は放牧中。師は「バランスがいいし見るといい馬。気性的に怖がりな面があるけどうまく捉えられれば。いいところまでいけると思う。スピードタイプです」と期待する。

サンデーダイヤ(牡、父サトノダイヤモンド、母アップワードスパイラル)は太鼓判を押す好素材。「今年の一番ですね。完成度が高く素質を感じる。クラシックを意識できます」と、夏の北海道でのデビューを視野に入れる。

ミッシングリンクの21(牝、父エピファネイア、馬名予定メタシアター)は師が手掛けオープンまで出世した母の初子。「母にしては馬格のある子で体幹がしっかりしている。芝の中距離あたりで走れるのでは」と適性を見込む。【井上力心】

斎藤誠厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬
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