杉山晴厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬

杉山晴厩舎は先週の天皇賞・春でジャスティンパレスが優勝するなど、勢いのある厩舎の1つだ。

注目したいのはジュエラーの21（牝、父ロードカナロア、馬名予定ティールサファイア）。母は16年の桜花賞馬。杉山晴師は「トモの幅はしっかりあるし、1歳秋から現在に至るまで順調に体重も増えているので、非常に楽しみにしている」と期待を寄せる。デビューについては「夏前にはゲート試験を受からせたい」と見通しを立てる。

ヤングスカーレット（牡、父サトノアラジン、母スカーレット）はセレクトセールで9600万円（税抜き）で取引された。半兄アドミラブルは17年青葉賞馬でダービー3着。「体高がしっかりあり、すらっと見せる。つくべき所にしっかり筋肉がつき始めて、非常に見栄えがする馬体になっていた。血統もいい」と評価。トビが大きそうなタイプで中長距離向きと見込む。【下村琴葉】

ユードントラヴミーの21（2023年3月17日撮影）