<1>ダブルスナッチ(福島9R浄土平特別・14時15分発走)

ダブルスナッチ(2020年8月23日撮影)
ダブルスナッチ(2020年8月23日撮影)

昨年以降の福島芝1200メートルでは、ルーラーシップ産駒が【4・1・1・12】の好成績。勝率22・2%は4勝以上を挙げる種牡馬の中でトップだ。

同じく福島芝1200メートルの前走コース別成績を見ると、同コース組が【7・12・7・83】で勝率6・4%。これを前走2着馬に限定すると【4・0・2・7】で勝率は30・8%に上昇する。

ルーラーシップ産駒のダブルスナッチは、前走が福島芝1200メートルで2着と連対。休養から復帰後の3走は使われるごとに着順を上げている。展開に左右される面はあるものの、決め手は上位。現級突破を決める。


<2>コンシリエーレ(東京11RオアシスS・15時45分発走)

コンシリエーレ(2023年1月28日撮影)
コンシリエーレ(2023年1月28日撮影)

昨年以降の東京ダート1600メートルではドレフォン産駒が活躍。【9・3・5・47】で勝ち星トップだ。

別定戦で行われたオアシスSの過去5年の重量別成績を見ると、前走と同重量の馬が【3・2・2・35】で2年連続勝利中。昨年はワンツーだった。

ドレフォン産駒のコンシリエーレは安定した先行力があり、今回の舞台で連勝中。控える形でも結果が出ており、自在な立ち回りは強みになる。ハンデ戦だった前走と同じ重量57キロの今回は3連勝のチャンスだ。


<3>ウインピクシス(福島11R福島牝馬S・15時25分発走)

ウインピクシス(2023年4月19日撮影)
ウインピクシス(2023年4月19日撮影)

新潟開催だった21年を除く過去5回(17~20、22年)を参照する。

前走レースでは中山牝馬S組が【4・4・1・23】と好成績。このローテが中心とみていい。

福島芝は最終週の今週のみBコースを使用する。

昨年の1回福島5、6日目(4月30日、5月1日)の芝レースは合計10鞍行われた。4角の位置取りでは、4番手以下が【4・4・8・82】で連対率8・2%だったのに対し、3番手以内は【6・6・2・21】で同34・3%。勝負どころで3番手以内にいる馬が狙い目だ。

前走が中山牝馬Sだった5頭の中から、ウインピクシスを推す。その前走は昇級初戦ながらハナを切り、8着に善戦した。2戦2勝の福島に替わり、再び逃げれば、大きく前進する。


【先週土曜の結果】

<1>ウインレイアー 福島6R3歳未勝利 1着


<2>ホウオウルーレット 中山10R下総S 10着


<3>オールマイデイズ 中山9R山藤賞 4着


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