<1>アスクドゥラメンテ(土曜新潟10R・柳都S)

アスクドゥラメンテ(2021年撮影)
アスクドゥラメンテ(2021年撮影)

中間は栗東の坂路とコースを併用して乗り込まれ、馬なり主体の調整でしまい11秒台を連発と、高いレベルで状態を維持している。

2日の最終追いは栗東の坂路で4ハロン54秒9-39秒1-24秒4-11秒6を計時した。追うごとに加速ラップを刻み出来の良さがうかがえる。

土曜の新潟は晴れ予報で、同馬はここまで4戦が重と不良馬場のダートしか経験がない。キャリア初の良馬場をこなせれば、3勝クラスもすぐに突破できるだろう。


<2>コンプラセンシア(日曜札幌8R・3歳上1勝クラス)

函館開催が終了し、この中間は札幌のダートコースで追われている。2日は古川奈騎手が騎乗し、同コースの外めを回ってしまい12秒台をマークした。1週前よりもシャープさが出て好気配だ。

ちなみに、先週の札幌ダート1700メートル戦は合計7鞍行われ、そのうちの5鞍で最終追い「札幌ダートコース」組が勝利と、有利な結果で同馬にとってはいいデータがある。


<3>カジュフェイス(日曜新潟10R・驀進特別)

彦星賞4着に敗れたカジュフェイス(右)。左は勝ったサンティーテソーロ
彦星賞4着に敗れたカジュフェイス(右)。左は勝ったサンティーテソーロ

2日の栗東坂路をいっぱいに追われて4ハロン50秒8-12秒7の自己ベストが出た。5カ月ぶりの前走を使ったことで状態は上向いている。

その前走の彦星賞では先頭に立つスピードを見せ、現級上位のスプリント能力はある。初の直線競馬になるが、適性は十分で首位争いを演じる。


【先週の結果】

<1>ヤマニンサンパ

土曜新潟11R・関越S 5着(5番人気)

<2>アサクサゲンキ

土曜新潟4R・新潟JS 4着(5番人気)

<3>フェイト

土曜新潟9R・出雲崎特別 2着(1番人気)

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