<1>シゲルソロソロ(日曜阪神8R)

13日に栗東坂路で4ハロン50秒5-11秒9。この日、4位タイの好時計をマークした。上位5頭のうち、ラストで11秒台をマークしたのは同馬だけ。もともと攻めは動くタイプだが、最終追い切りでラスト11秒台を出したのは過去1回あり、その時は3着と好走している。ラスト12秒3まで範囲を広げても【1022】で、今回も激走ムードも漂わせている。

<2>レガトゥス(日曜阪神10R仲秋S)

13日の栗東Cウッドで6ハロン80秒7-11秒7をマークし、3頭併せの最内で先着した。木村哲也厩舎所属の関東馬で、前走は0秒5差の5着に終わっているが、この時も栗東滞在から阪神に出走しており、厩舎には滞在時の調整方法のノウハウがある。現級での4戦はいずれも、1着からは0秒7差以内と小差で能力に不足はない。

<3>ソーダズリング(日曜阪神11RローズS)

13日に栗東坂路で4ハロン51秒7-11秒9を馬なりでマークし、古馬2勝クラスのモズブーナーを2馬身追走して、半馬身先着した。6日の1週前追い切りは、坂路で最終追いよりも速い4ハロン50秒7。その日の2番時計だった。1週前に速い時計を出し、レース週は疲れを残さない調整ぶりは理想的だ。相手はそろったが、首位争いに加われる状態にはある。

武豊騎手を背に坂路をモズブーナー(左)と併せ馬で追い切るソーダズリング(2023年9月13日撮影)
武豊騎手を背に坂路をモズブーナー(左)と併せ馬で追い切るソーダズリング(2023年9月13日撮影)

【先週の結果】

<1>エルゲルージ 土曜阪神6R1着(1番人気)

<2>シホノスペランツァ 土曜阪神10RムーンライトH5着(2番人気)

<3>アクートゥス 日曜阪神8R競走除外


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