<1>フェルンマンボ(京都7R・13時30分発走)

坂井瑠星騎手(2023年5月撮影)
坂井瑠星騎手(2023年5月撮影)

今年の京都ダート1800メートルでは、坂井騎手が【7・2・3・20】で勝利数トップ。うち5勝をこの秋の開催で挙げている。

種牡馬では、ヘニーヒューズ産駒が【4・2・3・5】で連対率42・9%、複勝率64・3%の好成績を残す。

坂井騎手が乗るヘニーヒューズ産駒のフェルンマンボが今度こそだ。今年5月の再転入後は2、3着が各2回とあと1歩の競馬が続いている。特に近走は発馬で後手を踏んでおり、スタートさえ決まればあっさり勝ちきるはずだ。


<2>オードゥメール(福島11RキビタキS・15時20分発走)

7月24日福島12R3歳上1勝クラスを制したオードゥメール
7月24日福島12R3歳上1勝クラスを制したオードゥメール

今年の福島芝1200メートルの種牡馬成績を見ると、ルーラーシップ産駒が【4・2・0・5】の好成績。勝利数は5勝のビッグアーサーに次ぐ2位だが、勝率36・4%、連対率54・5%は大きく上回る。

また、母父馬ではダイワメジャーが4勝で単独トップ。調教師では斎藤誠師が【2・1・0・2】の好成績で、単勝回収率は300%を超える。

ルーラーシップ産駒で母父がダイワメジャー、斎藤誠厩舎が送り出すオードゥメールを狙う。前走は12着に敗れているが、3走前が0秒3差7着、2走前が0秒4差6着と現級でもやれる力は十分。過去3戦して5、1、1着と得意とする福島芝1200メートルで一変する。


<3>エンデミズム(東京12R・16時05分発走)

4月22日、3歳未勝利を制したエンデミズム
4月22日、3歳未勝利を制したエンデミズム

今年の東京芝1600メートルでは、ルメール騎手が【11・10・9・14】で連対率47・7%、複勝率68・2%と優秀。

調教師では手塚師が勝利こそ2勝とはいえ、複勝率29・4%と上々の成績。

種牡馬ではロードカナロア産駒が【7・10・5・29】で勝利数トップだ。

ルメール騎手×鹿戸師のタッグが送り出す、ロードカナロア産駒エンデミズムの出番だ。前走は4カ月ぶりの一戦で0秒2差の2着と好走。東京芝マイルは2戦2連対と好相性で、たたいた上積みからも勝機は十分だ。


【先週土曜の結果】

<1>ロールハーアイズ

東京9Rオキザリス賞 12着(12番人気)

<2>ミッキーゴージャス

京都9R修学院S 1着(1番人気)

<3>アシタガアルサ

福島11R奥羽S 9着(13番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。