<1>18年・リスグラシュー

18年東京新聞杯を制したリスグラシューと武豊騎手
18年東京新聞杯を制したリスグラシューと武豊騎手

武豊騎手を背に中団の馬群から差し切りV。16年アルテミスS以来の勝ち星となった。18年のエリザベス女王杯でG1初勝利。その翌年の宝塚記念を3馬身差で快勝すると、オーストラリアのコックスプレートでも優勝。続いて有馬記念を5馬身差で圧勝し、G1を3連勝して有終の美を飾った。牝馬初の同一年春秋グランプリ制覇で、19年度の年度代表馬に選ばれた。


<2>05年・ハットトリック

05年東京新聞杯を制したハットトリック
05年東京新聞杯を制したハットトリック

単勝1倍台の断然人気にこたえて4連勝で重賞2勝目を決めた。その年のマイルCSでG1初勝利を果たすと、続く香港マイルも制覇。JRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。


<3>99年・キングヘイロー

00年高松宮記念を制したキングヘイロー
00年高松宮記念を制したキングヘイロー

1番人気にこたえて3馬身差で快勝。97年東スポ杯3歳S以来の重賞2勝目を飾った。続いて中山記念も制し、翌年の高松宮記念でG1初制覇。種牡馬としても優秀で、カワカミプリンセスやローレルゲレイロなどを輩出。ローレルゲレイロも08年の東京新聞杯を制し、高松宮記念とスプリンターズSを制した。また、母の父としても、イクイノックスなどの活躍馬が多数いる。