（1）98年・馬連21万3370円＝優勝馬テンジンショウグン

江田照男騎手が乗った最低人気（12番人気）のテンジンショウグンが勝利した。道中は後方を追走すると、ラストは大外から豪脚を発揮。1馬身4分の1差で重賞初Vを決め、単勝は3万5570円というびっくり配当となった。

2着は7番人気のシグナスヒーローが入り、馬連21万3370円、枠連5万9000円となった。なお、1番人気のローゼンカバリーが3着。

（2）12年・馬単16万9940円＝優勝馬ネコパンチ

この年も江田照男騎手が乗った12番人気のネコパンチが勝利した。スタートから出して行って後続を大きく離しての大逃げ。後続に影を踏ませず、3馬身半差をつけて重賞初勝利を決めた。2着は2番人気のウインバリアシオンで、3着はルーラーシップ。ネコパンチというかわいらしい名前も話題を呼んだ。

単勝は1万6710円、馬連は4万8480円、馬単は16万9940円となった。

2012年3月24日、日経賞を制したネコパンチと江田照男騎手

（3）00年・単勝1万9390円＝優勝馬レオリュウホウ

ブービー人気（9番人気）のレオリュウホウが逃げ切った。菊沢隆徳騎手の手綱で好スタートから後続を離して逃げると、ラストもしぶとく粘って1馬身半差で重賞2勝目。98年セントライト記念以来の勝ち星となった。

2着は2番人気のステイゴールド。単勝は1万9390円で、馬連は4万7470円だった。

2000年3月27日、日経賞を制したレオリュウホウ