<1>96年サクラローレル
95年日刊スポーツ賞金杯で重賞初V。長期休養を経て、約1年1カ月ぶりだった96年の中山記念を9番人気で勝利し、天皇賞・春に挑んだ。
16頭立ての3番人気だったが、単勝オッズは14・5倍。前哨戦の1つ、阪神大賞典でナリタブライアン、マヤノトップガンが競馬史上に残るマッチレースを演じ、天皇賞でもブライアンが単勝1・7倍、トップガンが2・8倍と、2頭が人気を集めた。
レースは、2周目4角でトップガンの外にブライアンが並びかけ、再びマッチレースか…と思われたが、2頭の直後からサクラローレルが一気に差して2馬身半差で勝利。3000メートル以上のレースも、G1も初挑戦で、強敵を破って戴冠した。鞍上は横山典弘騎手。
<2>09年マイネルキッツ
自己条件で徐々に力をつけていき、6歳となった09年日経賞で7番人気ながら2着に好走。続いて挑戦した天皇賞・春では、重賞未勝利もあって12番人気の伏兵評価だったが、直線で内から抜け出して首差で勝利した。3000メートル以上のレースもG1も初挑戦だったが、いきなりビッグタイトルを獲得した。
ちなみに、キッツは翌10年の天皇賞・春にも出走して4番人気で2着。11年6着、13年7着と計4回出走した。
<3>13年フェノーメノ
3歳時の12年は青葉賞、セントライト記念を制したものの、ダービー、天皇賞・秋と2着に敗れ、G1には手が届かなかった。
翌13年の日経賞で重賞3勝目を挙げて、天皇賞・春に挑戦。中団追走から2周目4角で先団にとりつき、最後は1馬身4分の1差で押し切った。初の3000メートル超の長距離レースでG1初制覇。翌年には連覇を果たし、改めて距離適性を証明した。






