☆リバートゥルー（日曜東京7R・3歳以上1勝クラス1着）

直線大外からすごい脚で差し切った。上がり3ハロンは芝並みの33秒9。脚抜きのいいダート（重）とはいえ桁違い。2番目に速いジューンボンボンの34秒4を0秒5も凌いだ。前走は勝ちにいく競馬をしてポジションを取りにいった分切れなかった。やはりじっくり構えて直線勝負に持ち込んだ方がいい。初の1600メートルも脚を温存するという点で良かった。砂をかぶってもひるまず折り合いもつく。この内容なら昇級しても即通用する。

☆ワールドバローズ（日曜阪神11R・三宮S6着）

初めてのダートでどんな競馬をするか注目していたが、積極的にハナを奪って掲示板にあと少しという好内容だった。しかも、4コーナーで2番手メイショウフンジンにかわされる厳しい展開。このまま大きく後退すると思われたが、そこからの粘りがすごかった。内ラチについて盛り返すシーンも。走破時計の1分51秒0も初めてとしてはまずまずで砂の走りは悪くない。もともと左回り巧者で距離もマイルがベスト。条件替わりでもう1度見てみたい。

☆ニシノライコウ（土曜東京10R・芦ノ湖特別4着）

最近は控える競馬を教えているのか、今回も馬の後ろで我慢させた。前半3ハロン36秒6のスローペースで行きたがる面も見せていたが、何とか折り合いはついた。ただ、直線は前にも外にも馬がいて、なかなか抜け出すスペースを見つけられず。最後の50メートルまで前が壁。不完全燃焼の競馬に終わった。それでも脚が使えてからは3頭を抜いて4着。上がり33秒1は評価できる。レースぶりは1戦ごとに良くなっており、こういう競馬ができれば、距離も2000メートルまで問題ない。