昨年12月のゴールドC。重賞初挑戦のアマネラクーンは追走に苦労して5着に敗れた。だが、その前走はA2下の準重賞。それを格上挑戦で勝ったばかり。7連勝の勢いがあったとはいえ、いきなり定量のS1では厳しかったか。それでも森騎手は「来年はいい馬になりますね」という明るいコメントを残していた。

今年に入って4連勝。格上挑戦のオープンでも2勝を挙げた。そしてプラチナCに出走。再び重賞に駒を進めてきたところで、あの森騎手のコメントが脳裏に浮かんだ。あらためて聞くと、「もともと素材自体が素晴らしいです。デビューのころは粗削りでしたが、一戦ごとに競馬を教えながらというイメージで、ここまで予定通りですね」と期待は大きい。成績も思った通りだという。重賞も「どのタイミングで勝つか」というところまで来ていると話す。ただ、「正直、1400メートルはちょっと忙しいですね」とも。もう少し距離があった方がいいという。

浦和11RプラチナC ○アマネラクーンの成長にも期待したいが、ここはゴールドCを制した◎ティーズダンクの舞台適性が高い。今回ばかりは馬単(6)→(5)(7)(9)(2)(3)で。【牛山基康】