18日の浦和は入口由美子調教師(45)が2戦2勝。厩舎初の1日2勝を挙げ、これで今年1月の初勝利から通算では8勝目。「年間10勝はしたい」と掲げていた目標に一気に近づいた。
07年まで騎手として活躍していた師。厩務員、調教師補佐を経て、昨年7月に調教師免許試験に合格。昨年10月に厩舎を開業した。今年2月に2勝目を挙げ、5月の3勝目からは1カ月に2勝のペースが続く。この日の1日2勝は「もうちょっとで勝てるところまで来ていた馬だったり、いい流れが重なったのもありますね」と話すが、軌道にも乗ってきたからだろう。
今年3月に引退した父の牛房栄吉元調教師も元騎手。父と同じ道を選んだ。「父の厩舎で補佐をしていて、調教師の仕事の大変さは分かっていた。補佐との違いは責任が全部自分に来るというところ。スタッフに助けられながらやっています」。騎手とは違う、調教師としての1勝の重みも感じているという。
初出走から9カ月。師の描く厩舎の将来像は「中央に行ったり、海外に行ったり。ものすごく大きな目標を言えば、そういうところまでいきたいですね。理想論ですけど」。マンダリンヒーローの米遠征に刺激を受け、海外も目指したいと夢を語った。【牛山基康】



