27日に大井での最後の騎乗を終えた船橋の石崎駿騎手(41)は「今日も3キロ、落としました」と苦笑い。毎回の減量に「早く調教師になりたい」と話していたが、6回目の受験で合格。明日4月1日に転身する。

体重との闘いを続けながらここまで地方通算1482勝、地方重賞40勝。そのセンスはやはり地方通算6269勝、地方重賞188勝を挙げた父隆之元騎手の血を受け継いでのものか。思い出の馬は「一番手を焼いた」というベルモントノーヴァ。「仕上げも厩務員さんと話し合いながら。それでいて3つも重賞を勝たせてもらった」と職人気質な理由も父のようだ。その父からも合格を喜んで「連絡がありました」という。

01年6月27日のデビューから23年9カ月、苦しんだ減量からも解放される時が来た。「まずは最後まで安全に。そして100万円をいただきます」。ラストライドは12R2024ジョッキーズフェスティバルファイナル2。船橋所属騎手の年間王者決定戦で騎手人生を締めくくる。最後を勝利で飾れれば3年ぶり2度目の王者の可能性も残されているとあって、優勝賞金を厩舎の開業資金に充てたいと意気込んだ。【牛山基康】