この勢いはどこまで続くのか。25日に川崎で行われたB1下特別を逃げ切りで制したのは断然の1番人気に推されていた川崎のホッコーソムニウム(牡5、山崎裕、写真)。昨年10月にC2で初勝利を挙げてから続いている連勝を8に伸ばした。

中央7戦0勝。転入初戦はC1で2着。10カ月の休養を挟んで昨年8月に復帰後はC2特別を2戦連続で4着に敗れたが、休み明け3戦目から快進撃が続く。7連勝のB2下特別までは川崎1500メートルを走り、着差は最小でも3馬身と圧勝の連続。8連勝に向けては1600メートルと初のB1相手が課題だったが、着差こそ1馬身に詰められたものの勢いは止まらなかった。連勝に緊張の佐野騎手は「寿命が削られています」と苦笑いだが「距離がいきなり延長で、クラスも上がって引っかかりましたね。まだ改善の余地はいっぱいあります」と今後にも期待だ。

4歳秋からの連勝に山崎裕師は「ホッコータルマエ産駒の遅咲きという感じもあるのかな。膝を1回骨折していて大事に使っているのも伴っていると思う。ここでひと息入れて、来年は重賞まで行けたら」。まずは連勝を伸ばせるか。休み明けに注目だ。【牛山基康】