日本から参戦したシンエンペラー(牡3、矢作)が3着に食い込んだ。坂井瑠星騎手とのコンビで3番ゲートからスタート。馬群で脚をため、直線を力強く駆け抜けた。大目標の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)へ向け、欧州遠征初戦で見事な結果を残した。
坂井騎手は「すごく厳しいレースでした。勝てなかったのは悔しいですけど、素晴らしいメンバーがそろっていたし、悲観する内容ではなかったと思います。また、次の凱旋門賞に向けて、僕自身も成長していきたいと思います」と話した。
矢作師は「(クールモアの4頭がいて)予想どおり、なかなか厳しいレースでした。日本は暑くて状態を上げられなかったけど、こちら(欧州)にきて状態を上げて、まだ7、8割というなかで頑張ってくれたと思います。勝ちにきているので、悔しいのは確かですけど、次へ向けていいレースができたかな、という部分はあります」とレースを振り返った。
勝ったのは、英国から参戦したエコノミクス(牡3、W・ハガス)。4連勝でG1初制覇を果たした。鞍上はトム・マーカンド。今後は英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、10月19日=アスコット)への参戦が視野に入る。2着にディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)。陣営は秋の大目標にジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)を挙げており、今後の動向に注目が集まる。
◆レパーズタウン競馬場
英国のサンダウン競馬場をモデルとして1888年に開設。アイルランドの首都ダブリンの中心地から南へ約10キロで、山と海に囲まれたコースは左回りで1周2800メートル、最終コーナーからゴールまでは約400メートル。障害レースと併用することもあり、コース幅は広い。全体で約89万平方メートル。



