ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が、鮮やかな逃げ切りで重賞初騎乗初制覇を果たした。初タッグのテイエムスパーダ(牝3、五十嵐)とのコンビでスタートを決めるとハナへ立ち、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。勝ち時計の1分5秒8はJRAレコードとなった。

函館競馬場で快挙を見届けた武豊騎手(53)は、今村聖奈騎手の騎乗ぶりについて「スタートを決めた時点で勝負あったね。時計がびっくり。チャンスをもらってきっちり結果を出すのはえらいですね。おめでとうです」と祝福した。