ダービー馬クロワデュノール(牡4、斉藤崇)は天皇賞・春の3200メートルという距離をこなせるのか。

父は15年菊花賞を制し、16、17年の天皇賞・春連覇のキタサンブラック。英国調教馬だった母ライジングクロスは06年の英オークス2着、愛オークス3着の実績で知られ、同年にヨーク競馬場の芝約2800メートルのG2パークSを制している。

ライジングクロスの名前が初めて日本で広く伝えられたのは、今から19年前。07年の天皇賞・春に予備登録を行った唯一の外国馬だった。結局、参戦は実現せず、ライジングクロスは同年春、5月にヨーク競馬場のG2ヨークシャーカップ(芝2800メートル)で始動(7着)し、エプソムのG1コロネーションC(芝2400メートル)を走った(4着)後、ロイヤルアスコット開催の名物G1、アスコットゴールドカップ(芝約4000メートル)に出走している(12着)。

幻に終わった英オークス2着馬の参戦(07年の天皇賞・春を勝ったのはメイショウサムソン)。その子、クロワデュノールが今年、淀の3200メートルで躍動する。