特別区競馬組合は26日、JRA所属で18年フェブラリーS(G1)などを勝ち、大井所属で19年東京大賞典(G1)2着など、ダートで活躍したノンコノユメ(せん10、荒山)が引退すると発表した。今後は社台ファームで余生を過ごす予定。引退式などは実施しない。

荒山師は「放牧先の山元トレセンで検査したところ、もともと不安のあった球節が思いのほか悪く、関係者で相談して引退することになりました」と経緯を明かした。

通算成績は46戦9勝(うち中央20戦7勝、海外1戦0勝)。重賞はほかに15年ユニコーンS(G3)ジャパンダートダービー(Jpn1)武蔵野S(G3)、18年根岸S(G3)、19年サンタアニタT(S3)の6勝。