今週もジャンプレース(障害競走)を楽しもう-。マーケティング予想の井上力心(よしきよ)記者、海外競馬&ジャンプ大好きの木南友輔記者、ゴルフや相撲など各スポーツ競技の取材経験豊富な木村有三デスクが楽しく、そして、本気で予想します。

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木村デスク なにしとんねん。夏の新潟の障害競走を締めくくろうって言っといて。

木南 無念です。今週も美浦で石神騎手、伴騎手に騎乗馬のことを取材したし、小野寺騎手もいつも取材させてもらっているのに…。

力心 土曜は1Rも4Rもなかなかの好配当でした。安易な予想を猛省です。

木村デスク まあ…、新潟は秋開催が10月に3週間あるから、そこでまた頑張るしかないやろ。ただ、日曜の小倉はそういうわけにもいかんからね。

木南 小倉は日曜の開催が終わると、次は来年。つまり、今年最後の小倉です。泣いても笑っても今年最後の小倉ジャンプです。

力心 北九州出身の僕は◎メイショウアツイタで勝負です。小倉の夏と言えば、メイショウです。前走は差のない3着。2着だったグレートバローズは次走で勝ち上がりを決めています。ここは難波騎手が決めてくれるはず。

木村デスク 俺は◎シゲルキンセイ。今回が転向3戦目。五十嵐厩舎はラストイヤー、ラストの夏コクやからね。障害競走でたくさんの勝ち星を挙げている厩舎。最後を締めてくれるはず。ルーキー小牧加騎手の仕掛けも心強い。

木南 自分は◎フィアレスハート。阪神の初戦は最後に息切れしたけど、前走は最後まで頑張りました。3戦目ですし、今回はブリンカー着用。一変があっていいと思う。

木村デスク 繰り返しになるけど、今年最後の小倉だからね。気合入れていかなあかんよ。

力心・木南 おーっ。

◆井上力心(いのうえ・よしきよ)1986年(昭61)9月6日、福岡県北九州市生まれ。幼少時に父と小倉競馬場へ行き、競馬の魅力にはまる。ITエンジニア、マーケティングコンサルタント職を経て、日刊スポーツ新聞社の競馬担当へ。マーケティング用語を駆使した独自の予想にチャレンジ。かわいい妻子を東京に残し、現在、札幌出張中。

◆木南友輔(きなみ・ゆうすけ)1980年(昭55)8月6日、東京都生まれ。趣味は登山と社会人野球観戦。

◆木村有三(きむら・ゆうぞう)1974年(昭49年)、大阪市出身。98年入社。ゴルフ、プロ野球、大相撲、ボクシング担当などを経て17年4月から競馬担当へ。大学までゴルフに打ち込み、メンタルのコントロールは得意なはず…。栗東トレセンで関西馬中心に取材。YouTubeで「この血が走る! 極ウマ血統ランキング」も担当している。