ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が、自己最長を更新するJRA開催7日連続勝利を挙げた。

10日の中京5R新馬戦(芝1600メートル)で、単勝1・5倍の1番人気スマートジェイナ(牝2、大久保)で勝利。スタートを決めて2番手につけ、直線の坂を難なく駆け上がって抜け出し、1馬身差をつけてゴールした。これでJRA・37勝目とし、自己最長タイの7週連続勝利も達成した。

今村騎手は「返し馬に行く前から気が入っていて、いい形でレースに臨めました。4コーナーで早めに右手前に変換してしまいましたが、すぐ戻していましたし、真面目な性格で、いい馬です。2場開催の中、乗せていただき感謝しています」とコメントした。

スマートジェイナは父ロードカナロア、母に17年京都大賞典など重賞4勝を挙げているスマートレイアーを持つ良血馬。若き鞍上を背に、幸先良いスタートを切った。

夏の小倉開催では2位タイの16勝を挙げ、重賞初騎乗初勝利(CBC賞=テイエムスパーダ)も果たすなど躍進した。秋競馬も開幕初日から好スタートを切った。