キタサンブラック産駒ガイアフォース(牡、杉山晴)が重賞初制覇を果たした。15年キタサンブラックとのセントライト記念父子制覇。松山騎手騎乗で勝ちタイムは2分11秒8だった。

ショウナンマグマが逃げる展開を好位で追走。直線は前を走るダービー3着馬アスクビクターモアと激しい追い比べになったが、外から頭差ねじ伏せた。松山騎手は「ポジションもいいところにつけられて、手応えも良かったので、相手を倒しに、自分から動いていきました。よくしのいでくれたと思います。枠も良かったですし、人気馬を見ながら進めることができた。強い競馬をしてくれたと思います。本当に強い馬。少しケガもありましたが、陣営が一生懸命ここまで復帰させて、これだけ素晴らしい状態で戻ってきた。まだまだやれると思う」と話した。

昨年9月の新馬戦はダービー馬ドウデュースの首差2着。前走は小倉の国東特別をレコードで制し、勢いそのままにクラシック最終戦、菊花賞(G1、芝3000メートル、10月23日=阪神)へ向かうことになりそうだ。

1番人気アスクビクターモアが2着、2番人気ローシャムパークが3着に入り菊花賞の優先出走権を獲得した。

馬連(7)(9)730円、馬単(9)(7)1530円、3連複(1)(7)(9)1460円、3連単(9)(7)(1)7250円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)