シルヴァーソニック(牡7、池江)が直線で力強く抜け出し、完勝した。最内枠からスッと前につけ、逃げ馬をマーク。道中は内ラチ沿いの3、4番手でやや窮屈になるシーンもあったが手応えには余裕があった。直線で前が開いた瞬間に一気に抜け出し、そのまま後続を引き離した。

天皇賞・春での落馬競走中止から7カ月ぶりだった前走ステイヤーズSで重賞初勝利。そこから継続騎乗となったレーン騎手は「外の馬に寄られて道中は狭いところに入ったが、よく走ってくれました。いい瞬発力のある馬。日本の競馬はトップクオリティです」と話した。

池江師は「異国の地に来て、オルフェーヴルの血で勝てたのは非常にうれしい」と胸を張り、次走の選択肢を4月30日京都の天皇賞・春(G1、芝3200メートル)と3月25日メイダンのドバイゴールドC(G2、芝3200メートル)の2択とした。

エヒト(牡6、森)は7着だった。

日本馬は1351ターフスプリントのバスラットレオンに続き、この日2勝目となった。