関西所属では現役4人目の女性ジョッキーとなるルーキー河原田菜々騎手(18=渡辺)が、デビュー3週目、JRA通算25戦目で初勝利を挙げた。

中間も調教にまたがっていた2番人気テーオーソラネル(牡4、須貝)に騎乗。スタートから押して積極的に先手を主張すると、道中はマイペースを刻んだ。直線入り口では後続を引き離してセーフティーリード。終わってみれば3馬身差の“圧逃劇”だった。

レース後はセレモニーで先輩ジョッキーからの祝福を受け、笑顔を見せた。

「馬が強かったです。4キロ減があったので前で競馬をしようと思って、馬のおかげで突っ走ることができました。乗せていただいた須貝先生に感謝したいです。(初勝利は)率直にうれしいです。渡辺先生が阪神1Rが終わった後に来てくださりました。うれしいのひと言です」

同期6人では関東所属の小林勝太騎手(20=小野)に続く、2人目のJRA初勝利となった。