年明け3日間開催の最終日に、3歳馬の登竜門・日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル、1月8日=京都)が行われる。

絶好調スワーヴリチャード産駒の勢いは新年も止まらない。ショーマンフリート(牡3、手塚)は9月の中山でデビュー勝ちを決めた素質馬だ。モレイラ騎手を背に好位追走から直線半ばで先頭に立ち、レースのラスト1ハロンが10秒9という瞬発力勝負に対応した。

手塚師は「不器用なところはあるけど、能力は確実に高い」と評価し、「繊細な面があるので輸送は気になるところだし、テンが速くないのがどうかな」と課題も挙げた。2戦目で強気の重賞挑戦。戸崎騎手を背にクラシック候補、マイル王候補に名乗りを上げる可能性は十分ある。

※年齢は明け年齢