フェブラリーSを制したレモンポップと坂井騎手(右から2頭芽)。左端から3着メイショウハリオ、2着レッドルゼル(撮影・丹羽敏通)=2023年2月19日、東京競馬場
フェブラリーSを制したレモンポップと坂井騎手(右から2頭芽)。左端から3着メイショウハリオ、2着レッドルゼル(撮影・丹羽敏通)=2023年2月19日、東京競馬場

■フェブラリーSの見どころ

2024年最初のJRA・G1フェブラリーS(ダート1600メートル)が18日に東京競馬場で行われる。昨年の覇者レモンポップが不在で混戦模様だ。


ウィルソンテソーロ(牡5、小手川)がG1初勝利のチャンスを迎えた。昨年のチャンピオンズCでレモンポップの2着に好走すると、続く東京大賞典はウシュバテソーロを相手に半馬身差の2着。強豪を相手に連続で健闘した。どんな競馬もできるタイプで、久々のマイルも心配なし。スムーズなら好レース必至だ。


強敵はキングズソード(牡5、寺島)。昨年は3連勝でJBCクラシックを制した。前走の東京大賞典は5着と案外だったが、流れも不向きだった。初めてのマイルが鍵になるが、広い東京なら本領発揮だ。


一昨年のホープフルS覇者ドゥラエレーデ(牡4、池添)も差はない。久々のダートだった昨年のチャンピオンズCで3着に健闘すると、東京大賞典も3着。ダートでは4戦して複勝率100%と抜群の安定感を誇る。立ち回り次第では芝、ダート双方でのG1制覇もある。


レッドルゼル(牡8、安田隆)は21年JBCスプリントを制し、昨年のこのレースでは2着に好走。前走の武蔵野Sも3着と、8歳でも衰えは見られない。


地方からは、2年連続でNARグランプリ年度代表馬に輝いた兵庫のイグナイター(牡6、新子)が参戦する。昨年の南部杯ではレモンポップにこそ離されたものの2着に好走。続く前走JBCスプリントでは兵庫所属馬として初めてJpn1を制した。JRA・G1は初参戦だが、スピードはここでも上位だ。


大井からは無敗で南関東3冠を達成したミックファイア(牡4、渡辺和)が出走。前走の東京大賞典は8着と初めての敗戦となったが、自分の競馬ができれば巻き返せるだけの実力馬だ。


他にも、昨年のNHKマイルCを制したシャンパンカラー(牡4、田中剛)や、芝重賞馬でダート初挑戦のガイアフォース(牡5、杉山晴)など、実力馬が激突する。


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