【リヤド(サウジアラビア)=木南友輔】レッドシーターフハンデキャップ(G3、芝3000メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)は一昨年のステイフーリッシュ、昨年のシルヴァーソニックに続く日本馬3連覇がかかっている。総賞金はサウジCに次ぐ250万ドル(約3億7500万円)。今年は日本から4頭が参戦する。

リビアングラス(牡4、矢作)は昨年の菊花賞4着馬。その後は自己条件のグレイトフルSで7着、前走日経新春杯で8着に敗れているが、海外の地で反転攻勢に出たい。

22日、ダートコースの動きを見守った矢作師は「菊花賞4着のあとは(結果の)良くないレースが続いたけど、立て直してここへ向かっています。ただ、彼はまだ若いので、ここがいい経験になれば、と思う。(今後はドバイやヨーロッパ?)オーナーも海外遠征に積極的なので、そのようになれば、と考えています」と話した。枠順は14頭立ての9番枠。5番目タイのハンデ60キロを背負い、重賞初制覇を狙う。