1番人気ビレッジイーグル(牡7、竹内)が逃げ切り、3連覇を果たした。勝ちタイムは3分42秒6。スタートを決めて先手を主張。淡々とペースを刻み、後続の厳しいマークを振り切って2着に1馬身1/4差。地力の違いを見せつけた。

大江原圭騎手は「強かったですね。前回出遅れたので、スタートには注意していました。ザメイダンとの兼ね合いはあったけど主張してハナに行けたし、マイペースで運んで障害もほとんどノーミスでした。後ろから気配を感じたらハミを取ってくれたし、言うことなかったです。ペガサスは得意ですね。本番も頑張ってもらいたいです」と、次走予定の中山グランドJ(J・G1、芝4250メートル、4月13日)に弾みをつける勝利を喜んだ。

竹内正洋師は「地力ですね。まだ動き的にも緩さがあり上積みを残した中で展開も厳しかったですが、しっかり力を出し切ってくれました。この後は中山GJに向かいます」と、悲願のJ・G1初制覇へ意気込んだ。