ダービー(G1、芝2400メートル、26日=東京)で、07年ウオッカ以来、牝馬4頭目の制覇を目指すレガレイラ。22日に美浦トレセンで最終追い切りが行われ、同馬を管理する木村哲也調教師(51)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。

-追い切りでレガレイラのどのようなところを確認したのか

元気にいいフットワークで走ってくれるかというところですね。

-3頭併せだった

スタートから元気よく出て行ってくれましたし、道中のフットワークの質も彼女らしさが出ていました。最後も他の馬と一緒に元気に走っていましたので、順調に来ているなと思いました。

-皐月賞からダービーへ

同じ条件の牝馬のレースがあるにも関わらず、世代の頂点を決めるレースに自分の管理馬を出させていただけるという状況は幸せです。それとともにものすごい責任を負って仕事をしていかなければならないという、両方の気持ちを持ち合わせています。

-中間の雰囲気

元気にレースに立ち向かえるという状態で牧場から戻ってきてくれた。あとは当日に向けて、その元気さをトップに持って行けるかという調整でした。

-この馬の性格は

独立心が旺盛で、気高い。自分を持っている女性ですね。

-東京の芝2400メートル

いつもゆったりで、折り合いの心配がない馬。2400メートルを走りきれるだけの素養は持っていると思っている。当日のコンディションというか、彼女のフィジカルの中にエネルギーをどれだけためていけるかが鍵です。

-ルメール騎手とは

(1週前に)久しぶりに彼女の背中を味わってもらって、不安なくレースにいけるという感触をつかんでくれればいいなと思っていた。先週の段階で彼自身が納得してくれたと思っている。

-3年続けてダービー出走

責任を感じます。18枠の1つの枠を使わせていただくことになる。日本の頂点にあるレース。今年も使わせていただけることに、自分の環境に感謝の気持ちを持っている。使わせていただくのであれば、責任を持って、ファンの皆さまが納得していただけるようなレースになるように参加する立場の1人として、そこに献身的にならねばならないと思っています。

-ファンに向けて

ダービーに出させていただく度に、当日のファンの皆さまが作っていただく東京競馬場の雰囲気に、毎年この仕事をしていることの幸せを感じさせてもらっています。声援にエネルギーをいただいている。今年も注目される立場で参加させていただく。ちょっとでも喜んでいただいて、家路についていただくための準備を最大限していきたい。

-レガレイラが人との距離があるという点に進境は

表現が難しくて、そこがいいところでもあったりする。そこは尊重してあげたいし、消しきることがいいことではないと思っている。仮にネガティブなことがあるとすれば、きちっと落ち着いた状態で装鞍(そうあん)所やパドックをこなせるかとか、返し馬にいけるか、声援の中でも冷静さを失わないとか、一瞬気持ちが人との距離が離れてしまうところある。そこは離れないように。皐月賞の時はそんなに離れてはいなかったと思うので、ゲート内での立ち居振る舞い含めて、いい意味で維持できていると思っている。そこは継続して見てあげたいですね。