さすがの“記録男”武豊騎手(55)も舌を巻いた。

史上最年長56歳3カ月でダービーを制した横山典弘騎手について、29日朝の栗東で「俺も記録を抜かれることがあるんやな。なかなかないから」と、あらためて驚きを口にした。

従来の記録は22年に自身がドウデュースで制した時の53歳2カ月。もし武豊騎手が来年のダービーを勝っても、当日は56歳2カ月となるため、レコードを奪い返せるのは再来年以降になる。

35度目の騎乗となったダービーでは青葉賞勝ち馬シュガークン(牡、清水久)に騎乗して2番手からレースを進めたが、7着に終わった。G1・7勝馬キタサンブラックの半弟で今後の成長も十分に見込めるだけに「現状ではよく頑張ったと思う」と評価していた。

勝ったダノンデサイルは、直線で最内を突いて抜け出し、後続に2馬身差をつけた。「一気に伸びて、すごい切れ味だった」と勝ち馬をたたえた上で、1歳上の仕事人の手腕を「さすがやね」と称賛していた。