キングジョージ6世&クイーンエリザベスSへ向け、現地の競馬メディア「レーシングポスト」電子版は19日、日本馬2頭を紹介する展望記事を掲載した。
記事の冒頭では「日本馬が英国の主要レースを制したのは、これまでにわずか2回しかありません。最初は2000年のジュライカップでアグネスワールドが歴史的な勝利をおさめ、次いで2019年にはディアドラがグッドウッド競馬場のナッソーステークスを制しました」と過去の日本馬の歴史的な勝利を紹介。「先月のロイヤルアスコット開催のクイーンエリザベス2世ジュビリーステークスではサトノレーヴが鼻差2着で、惜しくもその2頭に加わることはできませんでしたが、今回、新たな日本馬の挑戦者が英国での栄光の歴史に名を刻もうとしています」と、キングジョージの日本馬2頭が歴史的な勝利を狙って参戦することを伝えている。
マスカレードボールについては日本を代表する中距離馬として戦績を振り返り、今年の始動戦となった香港のクイーンエリザベス2世C(ロマンチックウォリアーに迫る2着)の内容から「2400メートルの距離に戻ることで、彼の強みが生きる可能性がある」と評価。「ジャパンCで敗れたカランダガンに雪辱を果たす必要があり、ベンヴェヌートチェッリー二、ゴリアット、カルパナなど新たなライバルと対峙しなければならない」と、厳しい戦いになる可能性を示唆している。
日本馬のもう1頭、ヴェルテンベルクについては「ブックメーカーのオッズは51倍だが、これまでに27戦を消化し、キャリアは豊富」「前走は2度目のG1挑戦でクロワデュノール相手に大番狂わせまであと一歩」と紹介。天皇賞・春の好走がアスコット競馬場の2400メートルでどう生かされるか、と注目している。

