欧州3歳馬の頂点を決める競馬の祭典、英ダービーのゴールをカラ馬が先頭で駆け抜けた-。

スタート直後にヴォイッジ(牡3、R・ハノン、父ゴールデンホーン)がつまずき、鞍上のパット・ドブス騎手が落馬(競走中止)するアクシデントが発生。16頭立ての大外枠だった同馬は最初の急坂では馬群と離れた位置を走っていたが、徐々に馬群に近づき、その後は先頭に立って15頭を先導。そのまま名物の「タッテナムコーナー」をまわって、最後の直線を向き、勝ったシティオブトロイのすぐ前を走ったまま、ゴールを駆け抜けた。

同馬は4月にニューベリー競馬場のデビュー戦(クラス2、芝2000メートル)を快勝し、わずか1戦1勝のキャリアでこの大舞台へ。95年ラムタラ以来となる2戦目での英ダービー制覇を期待されたが、ほろ苦い結果に終わった。同馬の単勝オッズは29倍で、16頭立ての9番人気だった。